2009年11月19日木曜日

月経関連過眠症

 月経周期の黄体期の後期にあたる生理前約1週間にわたって日中の眠気が増強し、月経が始まると同時に急速に軽快を認める。ホルモンの平衡失調によるものとされる。

 この治療として画一されたものはない。まず日中に日光を浴び(または)、食事摂取を適切に行って、睡眠・覚醒リズムを整えること、過度の飲酒や疲労を避けることは有効。

こころの科学141号 /2008年9月号(日本評論社)
  女性の睡眠・覚醒障害/冨田悟江・粥川裕平より